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 高校クラスで学ぶ中学生のI君のこと

 現在、当塾の高2クラスには、松高や三重高6年制、津高の生徒達に交じって中部中3年生の生徒が一人、高校数学を学んでいます。彼が当塾にやってきたのは、ちょうど彼が小学校6年生になるときで、お父さんの希望で中学1年生のクラスで中学の英語と数学を学び始めたのが、当塾との関わりのきっかけです。

 

 当初、彼が所属したクラスには、私立6年制の生徒もいたので、基本的に私立中学のカリキュラムに基づいて2年間で中学の授業を終え、中2から高校生に交じって高校数学の勉強をスタートしました。中3になった今、高校の勉強を始めてちょうど2年目になり、そろそろ数Ⅱのテキストが終わろうとする所まで勉強は進んでいます。

 硬直した日本の公教育と6年制私立の優位性

 日本の教育システムでは、小学生は小学校の勉強、中学生は中学校の勉強というふうに、あくまでも何を学ぶかは年齢によって決まっているわけですが、本来、人間の能力は実に多様性に富んでおり、もし理解できる能力があるのであれば、どんどん先取り学習をしていっても不都合なことは何もなく、能力開発の観点からすれば、むしろメリットは大だと考えています。

 そもそも日本の難関大学の合格者が6年制私立の卒業生に偏っているのは、6年間のスケジュールの中で早い段階で中学のカリキュラムを終えて、大学入試の準備に十分な時間を割く頃が出来るからに他なりません。もし、公立中学に通う生徒達にも同様なチャンスが与えられたならば、公立高校から難関大学の合格者がもっと出てくると思います。

 ギフティド&6年制私立に通われている生徒の保護者の方へ

 最近よく話題に上ってくるギフティドと言われる子供達ですが、彼らは余りに能力が高いため、既存の教育システムの中で浮いてしまい、能力を伸ばすチャンスがないまま放置されているという現状があります。都会ならばまだしも、地方ではなかなか受け皿が見つからないため状況は一層深刻だと思います。

 

 お子さんの能力が余りに高くて、学校に適応できず困っていらっしゃる保護者の皆さん、宜しければ、一度、当塾にご相談下さい。青木塾ならば、個々の能力に応じた柔軟な教育が可能です。また、6年制私立にお子さんを送っていらっしゃる保護者の皆さん、青木塾ならば中3から高校の数学の学習を開始することが可能です。

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