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  • 青木敏朗

入塾の適期

最終更新: 2019年9月27日

 うちの塾にやって来る生徒たちの入塾時期は実に様々で、保護者の方が自身の子供さんを、その中学入学と同時に青木塾を指名して入塾させる場合もあれば、高3になってから初めて青木塾のことを知ってやって来る子もいたり、極端な場合には、浪人中にかつての同級生や知人から話を聞いて入塾につながったりするケースもある。


 ある浪人生の保護者の方からは、「うちの子は□□高校の理数科の卒業生で、これまで色んな塾に通ってきたけれど、きちんと数Ⅲを教えてくれる塾は1つもなかった。もっと早く青木塾のことを知っていれば....」という言葉を頂戴し、嬉しいながらも半ば申し訳ないように気持ちを覚えたこともある。


 一体、いつが入塾の適期なのかについては、目的や年齢、学力等によって随分と答えも変わってくると思うので、今回は(進学校の)高校生の場合に限って話をしたいと思う。

 

 もし、将来、何らかの分野のエキスパートを目指しているのならば、私は、高校入学と同時に入塾するのがベストだと思う。なぜなら、松阪のような地方の小都市では、一般に高校入学時の学力は都会の進学校の生徒達のそれと比較してかなり低く、高校受験のように高3になってから受験勉強を開始しても到底間に合わないからである。特に理系の上位大学を目指すのなら、高1や高2の早い段階で数ⅠAや数ⅡBをしっかりマスターしておかないと、数Ⅲはほとんど理解出来ず、結局、理系進学を断念してしまうことになりかねない。


 それだけではない。高3になった段階で、当塾では、既に数ⅠAⅡBは終了し、入試演習に入っているし、数Ⅲですら、基礎の内容の授業は、ほとんど終わってしまっており、その頃に入塾しても、最も大切な基礎を身につける機会が失われてしまうからである。大学入試の成果は、基礎段階の学力定着がどのくらい高いかが結果の大半を決してしまう。勿論、高校の途中で入塾した子たちに対しては、下級生の授業の受講の機会を無償で提供したりして、それなりに対策は講じてはいるけれども、それでもきちっとした基礎学力を身につけたいというのなら、一日でも早い時期の入塾が望ましいことには変わりない。


 教育とは、そもそも未だ見ぬ将来に対して準備するものであり、足元に火がついてから始めたのでは遅すぎるのである。


 今春、松高の理数科に合格した一人の女生徒が高校入学と同時期に青木塾に入塾した。入塾当初の彼女の成績は、文系科目の英語などは学年2桁上位にあったが、数学については学年133番と決して良くはなく、どちらかというと文系タイプの子だった。ところが、彼女の入塾後の数学力の向上は目覚ましく、この9月に返却されたばかりのベネッセのスタディサポートでは学年順位3番、夏休み明けの2学期課題テストでも学年順位2番の好成績を獲得したのである。


(※下は、彼女の高校入学時のスタディサポートの結果)

(※下は、この9月に返却されたスタディサポートの結果)

 (※下は、夏休み明けの2学期課題テストの結果)


 彼女のように高1の段階から基礎を高いレベルで身につけることが、後々、高度で難解な理系数学を習得する際の土台となるのである。


 将来、理系難関大学に進んで様々な分野の専門家を目指す現高1の皆さん、入塾するなら今が適期ですよ。

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