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最下位近くからトップへ大躍進
Y 君が青木塾に入塾したのは、中3の終わりの頃でした。左の資料は、彼が入塾してしばらく経った頃に行われた高1のスタディサポートの結果です。ご覧のように英語の学習到達ゾーンはC3、数学はC2 という極めて低い成績で、学年順位も英語が134 人中118 番、数学が122 番、これでは到底、将来、国公立大学に進学することなど望めないどころか、F ランクの大学に進むことになっても決しておかしくないような状態でした。

では、次の資料をご覧下さい。これは彼が高3になってすぐの頃に受けたベネッセのスタデイ・サポートの成績資料ですが、なんと数学はC2 からS3 まで8段階、英語についてはC3 からA2 まで7段階の学力アップを遂げているのです。
なぜ、こんなにも大幅な学力アップが可能だったのでしょうか。それには、入塾当初の彼の気持ちに大きな理由があります。
塾にやって来たばかりの頃、彼の成績は余りもに悪く、何とかしたいと、それこそ藁にもすがりたいような気持ちだったのです。ですから、私のアドバイスも素直に受け入れ、言われたことは何でもそのままやってみようとする謙虚な姿勢が見られました。
「下級生の授業にも出た方が良いよ」と私が言うと、すぐにそのように生活スタイルを改め、「問題集は何度も何度も徹底して繰り返すことが大切だよ」というと、真面目にそれに取り組みました。彼の劇的な学力の向上は、実はそういった積み重ねの結果なのです。
なまじっか成績が良い生徒は、人の助言を素直に受け入れようとはしません。どんなに役に立つことを言っても、自己流のやり方を改めようとはせず、結果的に大きな学力向上を達成することが出来ないまま終わってしまうことが多いのです。
人が成長するためには、素直に人の助言を取り入れようとする柔軟な姿勢が何より大切です。もし、あなたが本当に大きく成長したいのなら、どうぞ素直に先生の言葉に耳を傾けて下さい。それが出来れば、あなたの人生は激変するだろうと思います。

ちなみにY君は、あれほど苦手だった数学で、高3の1学期にとうとう文系トップになり、卒業時にはめでたく第1志望の国立大学に現役合格を果たしました。(下の成績資料参照)
もし、彼の3年数ヶ月に及ぶ真剣な取り組みがなかったら、その後の彼の人生は相当異なったものになっていただろうと思います。
しかも、その人生は彼にとって決して望ましいものではなかったかも知れません。
若いときのちょっとした心がけの違いが、人の人生を大きく変えてしまうということを忘れないで下さいね。
