松商で全統全国偏差値80オーバー

 2009年度卒のS君が青木塾に入塾したのは、彼が松商2年の夏頃のことでした。当初は、青木塾が進学校の生徒しか対象としていないのではないかと思い、電話を掛けるのをかなり躊躇していたそうです。確かに青木塾に通う高校生は、ほとんど松高や伊勢高、津高、三重高、高田などの高校の生徒ばかりですが、かつては高校に行かずに東大に現役合格した塾生もおり、本人にやる気さえあれば決して一律に入塾の可否を決定しているわけではありません。そういうわけで、保護者同伴で来塾していただき、ご本人の気持ちを聞いてみることにしました。

 実際に会って話を聞いてみると、好青年でもあり、勉学に対し高い意欲があることが分かったため、喜んで入塾を受け入れることにしました。ただ、入塾時点では基礎に不安があったことと、商業の数学のカリキュラムが普通科のそれとはかなり異なり、また進度も遅かったため、すぐさま正規の学年の授業を受講するのが難しいと判断されたため、1学年下の高1のクラスで授業をスタートしてもらうことになりました。

 それから2年弱の短い期間でしたが、彼は実に一生懸命勉強に取り組んでくれました。年下の子たちと一緒のクラスで勉強することには幾らか抵抗もあったでしょうが、そんなことはおくびにも出さず、また、分からないところがあるとトコトン尋ねるその姿勢には、本当に好感が持てました。

 下にあるのは、それから1年数ヶ月後の高3の10月に行われた全統記述模試の結果ですが、何と彼は数学で200点満点中190点の高得点を取り、全国偏差値80.5、全国順位7万4843人中169番の好成績を獲得したのです。これは上位の6年制私立の高校生でさえ、ほとんど取れないような高い成績です。本当に立派な結果だと思います。

 彼と一緒に勉強した2年弱の期間はあっという間に過ぎ、卒業時には第一志望の名古屋市立大学の経済学部に無事現役合格を果たしてくれました。勿論、それ自体はとても嬉しいことなのですが、もし、彼が私どもの塾に中学生の頃から通っていれば、少なくとも旧帝大レベルの大学には合格できたのではないかと思うと、なんだか少しもったいないような気がします。

 彼は卒業時に、これからの人生の目標について熱く語ってくれました。真面目で熱心な彼のことですから、今頃、随分大きく成長してくれていることでしょう。そんな彼の勇姿をいつか見ることが出来ればと、それが楽しみです。