50台の偏差値から80.0へ

 数学が苦手な中学生・高校生は多いですが、S 君も高校入学時は決して数学が得意な方ではありませんでした。高校入学後、初めて受けた模試である高1(7月)の進研模試では、得点が100 点満点中50 点、全国偏差値こそ56.2 ですが、校内偏差値は50.9 で、言ってみれば、松高ではごくごく普通の学力であったと言えます。

 ところが、その後の彼の学力の変化をご覧下さい。真ん中(右)の資料にあるように、1年7月から2年7月までの1年間、模試の度にどんどん学力がアップし、最初の模試からちょうど1年後にあたる高2の7月の進研模試では、100 点満点中75 点を取り、全国偏差値77.8 という驚異の学力を達成しました。校内順位も312 人中4番となり、普通科の生徒でありながら、S 君は理数科の大半の生徒たちの学力をも上回る成績を取るまでに成長したのです。

 

 皆さんもよくご存じのように、普通科と理数科の学力差には、かなりのものがあります。理数科の生徒は、そのほぼ7割が国公立大学に進学しますが、普通科では一握りの生徒しか国公立大学に進めません。それほどの差があるにも拘わらず、彼らを凌駕する成績をおさめたのですから、これはもう大変なことです。

 

 実は、私自身は理数科の生徒も普通科の生徒も、潜在的な能力には何ら違いはないと考えています。しかし、高校入学の時点における学習量の違いが、その後の学力の伸びに大きな影響を与えていると思われます。
 

 もし、きちんとした指導を受け、一生懸命努力すれば、普通科の生徒であっても、理数科の生徒に劣らぬ成果を発揮できるはずです。唯一の問題は、それが可能だと皆さん自身が信じているかどうかです。


 さて、その後、S 君の学力は益々向上し、1年後の同じく7月の進研模試では、とうとう全国偏差値80.0 という大変な成績を叩き出し、卒業時には得意な数学を十二分に活かして、第1志望の埼玉大学経済学部に、無事、合格を果たしました。
 
 青木塾では、こういった劇的な学力向上の例も決して珍しくありません。あなたにも、きっとそんな素晴らしい潜在能力が備わっているはずです。「私には出来ない」と、あきらめるには早すぎますよ。