中学生へのメッセージ
中学時代とは
体の成長に心の成長が追いつかない中学時代
中学時代は、生まれて間もない頃を除けば、人生の内で最も成長の著しい時代と言えます。小学校を卒業したばかりの頃は、まだまだあどけなさの残っていた顔が、中学2年生ともなると、急に大人びた顔つきに変わりはじめ、体もどんどん成長して、親の身長を追い越してしまうことも今では当たり前のように見られます。しかし、心の成長は、なかなかそうは行きません。あり余るエネルギーを持て余して、ちょっとしたきっかけで爆発しそうになったり、何をやれば良いのか解らなくて、貴重な時間を無駄に費やしてしまうことも多いと思います。一体、こんな悩み多い中学生時代を、どう生きていけば良いのでしょいか。
何かに打ち込むことで見えてくるものがある
「何をやったらいいのか分からない」そんな悩みを持っている持っている中学生の皆さんは多いと思います。でも、今いる場所に、ただ突っ立っているだけでは、何も問題は解決しません。前に進むためには、とにかく何かを始めなければならないのです。
何かを始めるのは不安なものです。出来ないかも知れないし、失敗するかも知れません。また、傷つくかも知れません。でも、たとえ出来なくたって良いんです。あなたにしか出来ないことが、きっとどこか他にあるに違いありません。ただ、それを探せば良いだけのことです。また、失敗したって構いません。また、やり直しさえすれば良いのですから。そして、たとえ傷ついたって構いません。傷は時間が経てば必ず癒えるものだから。大切なことは、チャレンジする勇気を持つことです。その勇気こそが、あなたの人生を造っていくのです。どうぞ恐れないで、前に一歩踏み出してみて下さい。そうすることで、きっと何かが見つかります。打ち込むことで、必ず見えてくるものがあるはずです。
なぜ学ぶのか
「高校生へ」のページでも、これと同じテーマで書かせてもらいましたが、ここでは、中学生のみんなにも分かり易いように、もっと限定してこの問題を考えたいと思います。
中学生の皆さんにとっては、学校で学ぶことを十分に身につけるだけでも、かなり大変な事だと思うのですが、実は小学校、中学校で学ぶ内容は、そのどれもが大人になってから社会に出て生活していく上で、とても基本的なことばかりなのです。もし、必要なことを何も身につけないまま学校を卒業し、社会に出てしまったら、おそらく様々なところで困ることになると思われます。逆に、小中学校で学ぶことでも、それを十分に身につければ、これからの自分の人生の中で様々なチャンスに巡り会うことが出来るでしょう。つまり、学ぶ理由を最も簡単に述べれば、自らの人生をより豊かで実りあるものにするためだと言えます。
そうは分かっていても、なかなか実行に移せないのが人間。僕にも経験がありますが、普段、勉強をやり慣れていない人が最初の一歩を踏み出すことは、とても大変なことだと思います。しかし、上でも述べたように、人間、人生のどこかで一歩踏み出す勇気が必要なこともあるのです。昔と違って、今は、その気になりさえすれば、いくらでも勉強する機会に恵まれています。まず大切なのは本気になるということです。本気になるには、真剣に自分の人生に向かい合って、その意味について考えなければなりません。ここまで読んで来たら分かると思いますが、実は、学ぶことは生きることと重なり合っているのですね。真剣に生きなければ、学ぶ理由は見つかりません。また、学ばなければ、人生の真の価値も分からないのです。大切なのは、あなたの気持ちではないでしょうか。



